9.1. オブジェクト操作の基本
目次
9.1.1. オブジェクトを開く
リボンバーのホームタブあるいは3Dモデルタブから各ボタンを押してください。
ホームタブ |
3Dモデルタブ |
- VRMの場合
読み込み後、利用条件確認画面(VRM情報画面)が表示されます。そこで許可をしないと本当には読み込まれません。
- それ以外
読み込み後、すぐに表示されます。
注釈
9.1.2. シンプルな形のオブジェクト
OtherObject扱いになる、基本的な形のオブジェクトを追加することができます。
リボンバーの3Dモデルタブから「基本の図形」をクリックします。
※基本の図形は次の種類を開くことができます。
球、カプセル、円柱、立方体、平面(3D)、四辺形(2D)、水面
特殊な水面オブジェクト
水面オブジェクトは常に波がアニメーションして動き続ける特殊なオブジェクトです。
テクスチャのプロパティも非常に多いですが、その分細かく設定すれば水面・海面だけでなく他の用途でも表現できるでしょう。うまく活用してください。
デフォルトのシェーダーは Water2
です。
9.1.3. 履歴から開く
VRM・OtherObject、画像(UI画像含む)は一度開くとアプリ内に履歴が保存されます。次回起動時にはわざわざダイアログをたどったりドラッグしなくても、アプリ内で履歴から開くことができます。
リボンバーの「ホーム」タブにあるHistoryをクリックし、対象のオブジェクトの種類を選びます。
内部ストレージダイアログが開くので対象のオブジェクトを選び、開きます。
9.1.4. オブジェクトの選択
全ての3Dオブジェクトは操作可能な状態になるとIKマーカーが表示されます。操作可能な状態にするには、オブジェクト一覧で選択してください。(TextとUImageは選択してもIKマーカーは表示されません)
※該当のオブジェクトが操作可能になるとIKマーカーがこのように表示されます。(それ以外のオブジェクトのIKマーカーは非表示になります。
警告
VRoid/VRMに装着中のオブジェクトは選択してもIKマーカーは表示されません。再び操作可能にするには装着を解除してください。
9.1.5. オブジェクトの削除
オブジェクトを削除するには、オブジェクト一覧で右クリックして「オブジェクトを削除」をクリックします。
注釈
この方法ではアニメーションプロジェクトのタイムライン(ロール)を削除することはできません。オブジェクトとタイムライン(ロール)両方を削除する場合は アニメーションの各種設定 を参照してください。
9.1.6. オブジェクトの名前変更
オブジェクトの名前を変更することができます。これは後述のタイムライン(ロール)の名称とは別で、オブジェクト自体の名前・タイトルのことです。
オブジェクト一覧で対象を右クリックし、「名前変更」をクリックします。
入力ダイアログで入力し、OKボタンを押して決定します。
9.1.7. カメラをフォーカスする
対象のオブジェクトがなるべくメインカメラに収まるようカメラの位置・回転を調整します。
オブジェクト一覧で対象を右クリックし、「カメラをフォーカスする」をクリックします。
9.1.8. このオブジェクトとロールを両方削除する
オブジェクトの削除とは異なり、オブジェクト自体とロール(タイムライン)の両方を削除します。
キーフレームを登録したタイムラインを消したくないなど、よほど特別な理由がない限りは このオブジェクトとロールを両方削除する
で削除することをオススメします。
オブジェクト一覧で対象を右クリックし、「このオブジェクトとロールを両方削除する」をクリックします。
9.1.9. オブジェクトの移動と回転・倍率変更
全てのオブジェクトは共通プロパティが使用可能です。ここでは 移動・回転・倍率を行うことができます。
3Dオブジェクト |
2Dオブジェクト |
9.1.9.1. 3Dオブジェクト
3DオブジェクトはそれぞれX, Y, Z 軸で操作をします。ここでの移動・回転はオブジェクト自体となります。(VRMは体の各部位のIKは対象外です)
同様の操作方法として、IKマーカーをクリックして表示される操作ハンドルもあります。
キーボード操作にも対応しています。詳しい操作方法は キーボードショートカット をご覧ください。
警告
キーボード操作できるオブジェクトの種類は3Dオブジェクトのみです。
Text
とUImage
はキーボード操作 対象外 です。倍率について
倍率もX, Y, Zを指定しますが、比率を固定することもできます。
比率を固定
をONにすると入力欄が1つになります。この状態で入力すると現在の比率を保ったまま大きさを変更することができます。
9.1.9.2. 2Dオブジェクト
2Dオブジェクトは Unityエディタとは異なり、わかりやすさを考慮して入力欄を制限しています。
位置はX, Y、回転はZ軸のみです。
サイズは3Dオブジェクトと異なり、描画される領域の大きさを示します。倍率は3Dオブジェクトと同様の意味の大きさです。